
綾杉酒造場は、寛政五年(1793年)福岡市天神にて創業した蔵元で、昭和33年まで当地で酒造りを行っていました。 銘柄の「綾杉」は、店主の祖先が香椎出身であったことから香椎宮のご神木、「綾杉」よりお名前を頂戴して命名したもので、当時は黒田藩にお酒を納めていたようです。弊場では昔から人々と慶びや悲しみを共にしてきた酒の心を大切に、お客様に親しんでいただける酒造りに努めてまいりました。
綾杉は筑後川水系の地下水と福岡産の酒米「夢一献」を使って、伝統に沿って丁寧に造られていました。 米のもつ味をひき出し旨い酒を造ることに心懸けていました。 料理を引き立て、「気がついたら思わず酒が進んでいた」というような酒でありたいと願っておりました。
| 商号 | 綾杉酒造場 |
|---|---|
| 所在地 | 旧酒造場: 〒815-0032 福岡市南区塩原1-12-37 酒のぎゃらりい・綾杉: 福岡市中央区天神1-15-22 綾杉立体駐車場1F |
| お問い合わせ先 | 酒のぎゃらりい・綾杉:TEL/FAX:092-741-0025 |
| 代表者 | 中 尾 卯 作 |
| 創業年 | 寛政五年(1793年) |

杉の葉でつくられた新しい酒林を軒につるして新酒の出来上がりを知らせます。
訪れた方々に蔵の歴史とともに新酒を味わっていただきます。
杉桶で燗をつけた香ばしい日本酒と温かいおつまみで蔵開きをお楽しみいただいています。
酒造りの道具が並ぶ展示室、培われてきた酒造りの歴史をご覧ください。
普段では見ることができない、麹をつくる部屋。
夜の部では、ご予約のお客様に新酒と郷土の芸能を楽しんでいただきました。
名月の宵に、素敵な音楽を聞きながら、秋の宵のひとときを楽しみます。
忘れかけていた古き良き日本の伝統を、落ち着きのある上品かつ優美な催しで。
お月様ごと酒を呑む(月を酌む)。